日記

統合失調症とちょっとアートの備忘録。

2019-01-01から1年間の記事一覧

進むべき方向

私は進むべき方向が間違っていたり、 ここから動くべきときだったり、 そういう時にちゃんと 体調やメンタルが悪くなるようにできているらしく、 (あとから、そうだったのか、と思うことが多い) 便利といえば便利だ。

倦む

体調が悪かった時は、 明日の体調がどうなるかわからないので、 同じ毎日を繰り返しているという感覚がなかった。 今思えば毎日必死だった。 いま、 体調がいいので、 明日もきっと予定をこなし、動けるという自信があるし、 毎日同じことの繰り返しだなーと…

並の人間

薬を調整して元気になって、 ピノキオじゃないけど、 並みの人間になってまだ1年だから、 たまに、 「人間ってこんなに動けるんだー!」 と感心することがある。

衝撃・水色ともちゃん

わかりやすさに衝撃。 私が10年かけて理解してきて、 何十行も言葉を使ってこのブログで考え書いてきたことが数ページの漫画で読める。 30分で読み終わります。 一部、ネットでも読めます。 http://mizutomo.info すっかり水色ともちゃんのファンだ。 これか…

不合理を受け入れる

「めぐりながれるものの人類学」石井美保 青土社 という本を読んでいる。 ギンザシックスの蔦屋で気になり手に取った本だ。 この書き手はさまざまな事象への向き合い方が丁寧だ。 人類学研究のフィールドワーク中の出来事や思考を気まぐれな随想として書いた…

世界は手間でできている

薬の調整で体調が劇的に良くなったのがちょうど一年前だ。 その頃から、体調が悪かった今までの10年は何だったのだろう、 という悩みがうまれ、 1年もうじうじ悩んでいることになる。 日常生活もままならない体調から、 毎日きちんと生活できるようになる…

生まれて初めて「絵を描いている」感じがした

以前、「美しい世界」という記事を書いた。 https://unaao.hatenablog.com/entry/20180117/1516218183 薬を飲み始める前には、外界からの情報が整合性がとれていて、まとまりがあり、物質の存在とその醸し出す雰囲気がぴったり合っていた、 美しい世界が見え…

分析して行動するの繰り返し

長年、体調がよくなかったから、これだけ動くと疲れでこれぐらい休まないといけないから、セーブするとか、予定をキャンセルするとかいう習慣がついた。または、それがうまくいかなくて、寝込んでしまった時、これはどうしてだろう?これがよくなかったか?…

病気の症状のつらさにフォーカスされない

あるところで、 「統合失調症の人は、若いときに発症する事が多いから、就労する機会が与えられないこともあるし、 結婚・妊娠も偏見のためできないこともある。 でもあなたは両方の機会が与えられたんですね。」 と言われた。 その通りなので否定しないけど…

体調が良くなった話

アメブロに載せた記事をこちらにも掲載します。 減薬して体調が良くなった話を書く。 減薬したのは妊娠しても胎児に悪影響のない薬の種類と量にするため。統合失調症のメインの薬を変え、副作用止めの薬を無くし、妊娠しても大丈夫になったのが2年半前。この…

卒業

あるところで、ある人に、 大学で発病してから子どもを産んで育てるところまでの11年間の話をした。 自分の気持ちまではそこまで話せず、 出来事を説明するだけで2時間半かかった。 帰宅して一息ついてから、統合失調症はもう卒業でいいかな、と思った。 治…

同じ土俵

子どものいる美術作家で、まだ作品を売るだけでは収入にならない人なら、美術以外の仕事を持ち、子育てもし、家事もして、その上で制作する人はたくさんいるはずだ。 そういう友人に、 深い意味はなくてポロっと言われたことがあった。 「みんな同じ土俵でや…