日記

統合失調症とちょっとアートの備忘録。

2020-01-01から1年間の記事一覧

核心をつくのは専門家ではない

ぶっちゃけた話を書かせてください。 表向きには言えない思い。こっそりと。 自分の絵の展示会場に滞在している。 いろんな人が来るけれど、会場に入るとだいたいどんな人かの雰囲気が漂う。 何かの美術作家だな、 ギャラリー巡りをしている美術マニアだ、 …

人の認識は儚い

人の認識は儚い。 統合失調症で困ることの一つは、 何が事実だったかわからないことだ。 奇声を上げながら通り過ぎる人がいた、その人は私がおかしい人だからそれを嘲笑うために奇声を上げている、と思うとする。 被害妄想が症状としてある統合失調症の人は…

自然淘汰

私の母は出無精で、家にこもっていた。 仕事もしていなかったし、友達もいなかった。 いたのかもしれないが、母の葬儀の時、 母の死を連絡するべき母の友達を、 家族は誰一人知らなかった。 神経質で不満が多かった。周りの出来事に満足しない人だった。 い…

病気の症状か怠けか

複数の病気仲間と話しているとき、 ある人が 「病気の症状でできないのか、怠けなのかわからなくて悩む」 と言っていた。 私も同じことをよく考えるのでみんな一緒なんだと思った。 別の人の答えは、 「そのことで悩んでいるという時点で、怠けではなく病気…

日本の夏

日本の夏にはお盆と終戦記念日がある。 夏は亡き人の思いがうごめいていると感じる。 広島と長崎の原爆のニュースをやっていた。 その影響だろう。 アトリエで大きなキャンバスを何枚も張っていたら 手に豆ができてしまった。 その豆のついた手で炎天下で熱…

私宅監置の本:記録から感じとる余白

読んでいる。 読む前は私宅監置なんて、なんて酷いのだろう、どんなに辛かっただろう、と思っていたが、 読んでみると、患者の周りのひとたちが (本の中では監護義務者) 試行錯誤して、ときには愛情をもって 接してたことが読み取れる。 ただし、良い例は…

体調が悪化

簡単に書く。 頑張り過ぎていたら体調が悪化した。 妄想が出るまでは行かなかったが、 日常生活に支障が出た。 小さい子持ちには困る。 主に、絵を頑張り過ぎていた。 (私のキャパにしては) このブログにいろいろ書いてきたけど、 簡潔にすると、 病気がある…

ツケの払いあい

家庭を犠牲にして何か偉業を成し遂げる。 その人の家族は病んだり、悪影響を受けたり、 自分を活かせなかったりする。 病んだ家族は何かに救いを求める。 別の誰かの偉業に心動かされ、救われる。 その、別の誰かの偉業は何かの犠牲の上に成り立っている。 …