草間彌生 わが永遠の魂(国立新美術館)
ヤバい。
最初の部屋(連作「わが永遠の魂」)はカッコイイ!と思うものの、
それ以降の部屋では、客観的に他人事として作品を見る分には良いが、
どうしてそれを作るに至ったか、何を感じていたかまで考え想像をみぐらしていくと、
狂気にのみこまれそうになる。
初期作品に玉葱の絵があったが、
写実的な玉葱がグニャングニャンに歪んでいる面の上に描いてあった。
その面には四角いマスが描かれているので歪みがわかる。
それをじっと見ていると
異空間にのみこまれるような気持ち悪い感じがしてくる。
私はここにいるのだろうか、みたいな。
こういう絵は
外から見ている分には安心してみていられるしカッコイイが、
中に入ってはダメ。
特に私のような人には。。。
草間彌生の作品を見て「かわいい〜」と度々発言する女の子がいたが、
そういう時代なのか。。。
強烈すぎて次に見たミュシャが色あせて見えた。
大画面のすごい作品なんだけど。