日記

統合失調症とちょっとアートの備忘録。

自覚する事

ご無沙汰しております。
大変お久しぶりです。見てる人もいないかもしれませんが
自分の体調について思う事があったので更新です。
備忘録でもありますし。
環境も変わったので、その説明が長くなりますが、よろしければご覧ください。



障がい者枠で採用された会社を1年で退職し、
障害をオープンでなく、クローズで働きたいという理由で(収入面や他の理由もあり)
派遣社員として、もちろん病気を隠して(?)働き始めました。



病気の事を言えませんから、体調が悪くても、
「体調が悪くて休みます」とは言えません。当たり前ですが。
私の場合は気力が出ない、身体がだるい、眠気がひどいといった、
なかなか理由にしにくい不調なので、良くない事ですが、
腹痛で、とか婦人科系の不調で、とか言って休みます。



でも、そんなことが何回も許される訳ではありません。
どこが悪いんですか?病院に行かなくていいんですか?
だんだん厳しくなってきました・・・汗。



理由も無いのにかかりつけの内科に行ってみたり、
婦人科は実際、PMS(月経前緊張症)だとうすうす感じていたので
行ってみて、(特効)薬はない、と言われたり、
別のところでは月経前緊張症と言われ漢方薬を処方されたりしました。



漢方薬は、イライラには効果があると思うのですが、
私の場合、「眠気」がひどいので、それには効果はありませんでした。



かかりつけの精神科に臨時に行ったりもしました。
(今は大学病院の女の先生にかかっています)



通常の通院のなかでも、このことは話していて、
「疲れて眠くて眠くて仕方がないことが月に一回ぐらいあります」
すると、
「月に一回っていうと、まず、生理の影響を疑うんだけど?」
「うーん、でも、必ずしも生理の時期に一致しませんが・・・」
とか、
「生理の影響をやわらげる薬はあるんだけど、対処療法的なものだから、また様子を見て考えてみましょう」
とか、
「やっぱり眠くて、家では寝てばかりいます」
「神経使って、疲れてるのかもね」
とか、そんなやり取りが繰り返されるばかり数ヶ月・・・



あるとき、たまりかねて、
調子が悪い時は外出もできないので良くなってから、
また臨時に病院に行って、
時々休んでしまう事、理由や病院に行かなくていいのかと聞かれ厳しくなっている事
を話ました。
「・・・・でもやっぱり一ヶ月に一回ぐらいな気がします」
と、最後にぼそっと言った一言が、道を開いた気がします(大げさw)



「一ヶ月に一回っていうと、まず、生理の影響を疑うんだけど?」
と、聞いた事のあるセリフ。
眠くて仕方がなくなるのは確かに生理前が多いし自覚していて、婦人科で月経前緊張症といわれ漢方薬も飲んでいる事、でも眠気には効果がないような気がすること、今回は、その時期からは、ずれてることなどを話ました。
「原因は一つじゃなくて複数重なっていて、生理だけじゃなくて、疲れや様々な要因で
体調は変わるからね。身体のむくみをとったり、眠気をとる薬があるけど、試してみる?」
「すごく困っているので試してみたいです」
「効く人と効かない人がいるし、効かなかったら他の薬もあるから言ってね」
「仕事で休めない時期はがんばれるので、気合いの問題かと思ったりもしたんですが」
「うーん、人間、原因が一つだとなんとか頑張れるのよね、二つ重なるとキツイよね」
なるほど、精神病という原因と、婦人科系の不調という原因と。
原因が一つだとなんとか頑張れる・・・ふうん、そうかもしれないな。



さて、薬を試す事になったのですが、この薬は生理の二週間ぐらい前から飲み始めます。
生理の時期を把握しなければなりません。もちろん今までも手帳に印をつけていたし、
スマホになってからは、便利なアプリがあって、記録しています。
でも、それだけでは忘れそうなので、何でもメモしている手帳アプリに記録しました。
「薬を飲み始める日」



そして・・・初めての服薬の前に、体調を崩して休んでしまいました。。。汗
でも、気づく事がありました。服薬の直前だったので、ちょうど二週間前に体調をくずした、
と、はっきり覚える事ができたのです。



薬を実際に飲み始めると、トイレが近くなる!!膀胱炎かと思うくらい。
あまりの頻尿に飲むのをやめてしまいました。。。



そして次の通院。
その事を話すと、「頻尿があるってことで、薬はやめておこうか」
ということになりました。
でも収穫がありました。
「意識するようになったので、体調管理しやすくなりました。崩しやすい時期が分かったので、
余計な予定を入れないようにしたりして。」
「それって重要な事だと思うよ。また様子をみて見ましょう」



そして現在にいたるわけですが、まだ続きます。



ついさっき、お風呂に入っていて気づきました。
学生のとき、体調を崩すと一週間ぐらい寝たきりだったけど、
それって、この時期だったのではないか・・・?
今更とおもうかもしれませんが、「精神病」という病気の意識に隠れて、
婦人科系の不調について、考えるのを怠っていた・・・というと大げさですが、
意識の下に潜っていたのではないか・・・と思った訳です。
「精神病」という意識があまりにも大きすぎて、重すぎて。



クローズで、一般の人(語弊があるかもしれませんが)と同じように行動してみて
はじめて、「体調管理」という当たり前のことができるようになったのではないかと。
精神病という原因と、婦人科系の不調という原因と。
二つの原因があるのは少ししんどいかもしれませんが。



一つの工夫として、手帳アプリに生理二週間前と、直前(すごく眠くなる時期)に、
絵文字の悪魔マークを入れています。視覚的にわかりやすいから。
それとにらめっこしながら、予定を考える訳です、この予定はキャンセルしよう、
この日は寝ておきたいから早く帰ろう・・・。



そのマークをつけてみて、さらに気づいたことは、
このマークがある時期、生活が乱れる時期だったんだということです。
疲れるとお風呂に入る気力が出ないんです。
そのことを皮切りに、生活がどんどん崩れていきます。
部屋は汚くなるし。
汚い話ですが、お風呂に入らず寝てしまって、夏は朝、あわててシャワー、
冬はシャワーすら浴びない事もあります。
生きていく最低限のこと、睡眠、排泄、食事。
それ以外できなくなる。お風呂さえも。



いま、仕事があるから、帰りがけに何か食べたり、夕飯を買ってきたりしますが、
学生のとき一日一食で、しかもカップ麺とか、一週間ぐらい眠り続けるという事がありました。
(一人暮らしだったので)



お風呂ってすごく重要で、入ると気分がスッキリするし、
血流もよくなるし、心も持ち上がってくるんです。
でも、それが分かっていても、入る気力がでてこない、何も考えられない、体調が悪い時は。



でもでも、これからは悪魔マークとにらめっこしながら
少なくとも、その時期なのかもしれない、とは、思い至ることができるかもしれません。



つらつらと、当たり前のようなことを書いてきましたが、
何事も自覚をすることから始まります。
自覚しないと敵も見えてきません。
今になってやっと自覚できた事、重要だと思います。
これからも永遠の課題、体調管理は続きます。



終わり。



また何かあったら、更新します。