日記

統合失調症とちょっとアートの備忘録。

というのも

統合失調症発症時を振り返って



統合失調症の妄想や幻想は
周りからみてとんでもないように見えても、
どこまでもリアルだ。
だから困るのだけど。



外界からの刺激に過敏になっている分、普段よりもっと差し迫ってみえる。



他人の足音、車のエンジン、いつもより(本人にはいつもよりという意識はないが)
鋭く感じられ、


全てが意味をもち、仕組まれているように感じる。


※数え切れないくらいの妄想があったんだけど詳しく書くのは控える

それが病気で、妄想だったんだ、本当のことじゃなかったんだ、
と理解するにつれ



あーよかったと思うと同時に
(だって私の考えていること全て、一挙手一投足に至るまで他人に知れ渡るところだったのだ!  ※私はこの体験は死後、生前の行いがすべて明らかにされる感覚と近いんじゃないかと思った。閻魔様の前で明らかにされるやつ。)



なんともいえない傷をうける。
あー何てことをやってしまったんだろう、というか。


そう思えるようになるまで半年以上かかった。
やっと最近のことだ。


発症したときをを振り返って、
今でも現実と妄想の区別がつかない。


統合失調に固執気味の私。
というのも何か熱中したり取り組むことがないから
考えが堂々巡りしてしまうのだと思う。


美術館やギャラリーに通いつめていた頃もあったんだけど。